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多くの寺社には、手を洗い口をすすぎ心身を清めるために
「手洗舎」がある。「てみずしゃ」「てみずや」「ちょうずや」などと呼ばれる。
そして、水を注いでいる「水口」には、水と縁が深い龍をあしらっている
ことが多い。ところが気をつけてみると、結構様々な形態があるのである。
「神の使い」と同類かも知れないが、新たな観察を始めてみようと思う。
* 1)寺社名(場所) 2)水口の種類 3)説明 (撮影日) *



           観 察 雑 感

  ◎手水舎の観察を始めようとしたきっかけは、平成15年11月に参加した
   奈良の「まほろばツーデーウォーク」にある。次のページにその理由と、
   3種類の手水舎が載っています。'03大和路(ここをくりっく)
    また、「神の使い」のページに「猪」と「羊」の手水舎がありますので、
   併せてご覧下さい。神の使い(ここをクリック)    (040101)
  ◎少し気をつけて見るようになると、不思議に掲載したいものが目につく。
   今までどのくらい面白いものに出会っていたのであろう、残念な気がす
   る。しかし、思ったときが吉日、これからの出会いを期待しよう。
   平成16年の初歩きで2件掲載する。  (040110)
  ◎国府宮神社などもう何回行ったか知れないが、今日一人で2月29日の
   愛知県ウォーキング協会の例会の下見に出かけて、始めて面白い水口
   に気づく。意識するか、しないか・・・これほどとは。(040221)
  ◎帰って桜天神社のパンフレットをよく見ると「牛水舎の願の水の牛」とし
   て説明されており、「手水舎」と全く同じに見えるが違うかも知れない。
   もう1度よく調べる必要があるが、どちらにしても面白い。(040606)
  ◎汽笛一声ウォークで稲毛神社に寄って、歴史記念物に指定された手洗石
   を見かける。注意深く歩けばいろいろなものに出会う楽しさ。(041226)
  ◎愛知県に鎌倉と同じような銭洗弁財天があるとは思いもかけなかった。
   手と銭の違いはあるが、面白いので特別に掲載する。(050912)
  ◎何度も行った平安神宮であるが、今回初めて気がつく。これも手水舎と
   いえるかどうか分からぬが、いろいろある面白さ。(060102)



1)浅草寺(東京都台東区) 2)竜 (080504)

多頭の竜(水口下部)

沙竭羅竜王(水口上部)



1)崋山神社(田原市)  2)無?  (070424)



(特別掲載) 1)智恩寺(宮津市) 2)鉄盤
手水鉢であって手水舎の水口ではないが、貴重な珍しいものであるので、
関連として特別掲載する。湯船が後に手洗い鉢になるとはなかなか愉快である。(06.416)



1)遍照院(知立市) 2)弘法大師
三河三弘法第1番札所である。弘法大師が42歳の頃、東国巡錫の際この地に約1ヶ月間逗留され、
庭前の赤目樫の木をもって自像を三体刻んだと言われ、そのうちの一体を本尊とし、大師御自身により
創建された。この本尊は、この地の民衆との別れを惜しんで、その顔がやや右を向いている姿であり、
古来より「見返大師」と呼ばれている。創建当時は上重原町本郷にあったが、延宝元年(1673)刈谷
藩主の祈願寺として、現在の弘法町弘法山(旧上重原町弘法山)に移転した。   (060219)



1)勝速日神社(鈴鹿市) 2)がま (060113)



1)桶狭間神明社(豊明市)  2)亀 (060107)
3)1日に亀を2匹もみつけてしまう嬉しさ、面白さ。

1)成海神社(名古屋市)  2)亀    (060107)



1)平安神宮(京都市)  2)白虎青龍
3)山門をくぐると、左(西)に白虎、右(東)に
青龍と思われる像が設置されている。これも
手水舎というのであろうか。    (060102)

(右)

(左)

裏面の碑文(明治28年、貴族院の文字)
東の青龍、南の朱雀、西の白虎、北の玄武が揃う土地を風水で理想的な地形配置とされ、
四神相応という。平安京はその四神相応に当たるという。この手水舎はそれにちなんだのだろう。



1)渭信寺(いしんじ)(岡崎市)  
2)龍と十一面観音菩薩像 3)衣文(そぶみ)
観音として知られ、本堂に運慶作といわれる
十一面観音菩薩像を安置する。 (060101)



1)熊野那智大社(和歌山県那智勝浦町) 
2)龍 
 3)2匹の龍は初めて見る。 (051226)



1)太宰府天満宮(太宰府市)  2)亀
3)底に彫られているのは初めて。水は亀の甲の
 中央から吹き出ている。(051027)



1)住吉神社(福岡市) 2)石蓋
                 (051026)

3) 筑前国一の宮。大きな石の蓋だけが面白い。 


(特別掲載)  1)銭洗尾張弁財天冨吉神社(愛知県蟹江町)  2)龍  
3)室町時代、北条平八郎時満が鎌倉の銭洗弁財天宇賀神の眷族冨吉龍大神を勧請、
銭洗い井戸を掘り、その浄水で軍資金を洗い、蟹江城を築城したとされる。(050911)


1)恐山菩提寺(青森県むつ市)  2)蓮華八葉       (050723)


1)橿森神社(岐阜市) 2)蛙  3)なぜ蛙なのか、調べねば・・・。   (050522)


1)首途八幡宮(京都市) 2)鳩 3)鳩は八幡社の神の使い(050424)



1)岩屋寺(愛知県南知多町) 2)蓮
3)尾張高野山宗総本山・岩屋寺は
知多四国88所第43番、南知多33観音
第25番、尾張弘法第1番の霊場。(050402)



1)万松寺(名古屋市中区) 2)象 (050312)



1)日吉神社(岐阜県各務原市)
2)龍?  3)頭部の球形部は栓で
あり、栓付きは始めて見た。(050102)  


1)稲毛神社(神奈川県川崎市)  3)手水舎の水口ではないが、由緒ある
手洗石であるので掲載する。この手洗石は、田中休愚(丘隅)が勘定支配格に就任
した享保14年(1729)に、彼の一族と手代衆らによって、川崎宿の鎮守であった
山王社(稲毛神社)へ奉納されたもの。田中休愚(1662〜1729)は、大著『民間
省要』を著し、民政に大きな業績をあげたことで知られている。また、川崎宿の本陣職を
努め、衰退していた川崎宿の立て直しや二ケ領用水の改修などの成し遂げた。
昭和63年11月、川崎市重要歴史記念物に指定される。  (041223)



1)枚岡(ひらおか)神社
     (大阪府東大阪市)
2)鹿

3)「河内国一の宮」と崇められてきた
 古社。約1200年前、二神を奈良の
 春日大社に分祀したことから元春日
 (もとかすが)と呼ばれ、藤原氏の
 隆盛とともに栄えた。祭神の武甕
 槌命(たけみかづちのみこと)が鹿
 に乗って出かけたことに由来する。
 檻の中に閉じこめられて、よく撮影
 できないのは残念であった。
             (041128)


1)美濃国分寺(大垣市) 2)龍
3)龍以外の水口を見つけるのはなか
なか難しく、青銅製の龍であるが、あ
まりに立派なので掲載する。(041121)



ビルの谷間に立つ桜天神
1)桜天神社(名古屋市中区) 2)牛 3)菅原
道真を祀る天神様には、神の使いとして牛が祀ら
れている。桜天神は手水舎も牛であった。パンフ
レットには「牛水舎」となっていた。(040606)


1)尾張大国霊(国府宮)神社(愛知県稲沢市)  2)玉
3)国府宮のはだか祭は「儺追神事」と言われ、奈良時代から始められた
疫病払いの神事。毎年旧正月13日に行われ、儺負人に触れれば厄落としが
できるということで、何千人という裸男が揉み合う天下の奇祭。
玉の水口でその上面に「儺追」と書かれている。(040221)



1)浄厳寺(滋賀県安土町) 2)亀 
                (040208)



1)祖母神社(刈谷市) 2)龍
3)水口は一般に青銅製の龍が多いが、石製
であることと、文字に注目して掲載。(040110)


1)不乗森(のらずのもり)神社(安城市)
2)龍 
3)一般的な龍ではあるが、あまり
に立派な石製につき掲載 (040110)


1)豊国神社(名古屋市中村区)  2)瓢箪  3)豊国神社は千成瓢箪の旗印の
豊臣秀吉を祀る神社。それにちなみ水口も瓢箪である。  (031229)


1)菊泉禅院(愛知県美和町) 2)龍 
3)福島政則の菩提寺、面白い石の手水鉢。 (031229)


1)甚目寺観音(愛知県甚目寺町)
2)ガマの親子   (031229)


川柳&ウォーク